呼吸法の基礎はこの2つでオッケー

ヨガはポーズをとることではない

 ヨガの一般的なイメージはいろいろなポーズをとることだと思われがちですが、最も基本的なことは呼吸です。ヨガにおいてポーズをとることは「アーサナ」、呼吸をすることを「プラーナーヤーマ」と言います。「プラーナ」は生命エネルギーや気のようなものです。「アーヤーマ」は制御するという意味を持ちます。

 ヨガとはプラーナを身体中に流して覚醒させる修行だと考えていただいてけっこうです。そしてその基本が呼吸法。その呼吸法の中でも2つだけ意識しておけば、日常生活でも取り入れることが可能です。

呼吸に意識を向ける

 人は生まれた時から呼吸を開始しますが、吸って吐いてを意識しなくても体は呼吸をしています。まずは、この呼吸に意識を向けることが大切です。椅子でもヨガマットでもいいですが、座った姿勢で背筋を伸ばして、鼻から息を吸って、鼻から吐いていきます。鼻を通り、気管を通り、肺に入っていく、そして体の隅々にまで運ばれていくことを意識します。意識をするだけど、自然とゆっくりな呼吸になります。

ゆっくり吐くこと

 呼吸をする際には吸う時間よりも、吐く時間を長くしてください。息を吸う時は交感神経が、吐く時は副交感神経が働きます。現代社会に生きていると、交感神経が作用している時間が多くなり、自律神経の乱れが起きてしまいます。吐く時間を長く取ることで、副交感神経が優位に働いていきます。朝、昼休憩、夜寝る前の3回、5分ずつでもやっていただくと、体や頭がスッキリとしてきます。

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