なぜ蓮華座を組むのか
ヨガの際に蓮華座(パドマーサナ)というポーズをとることがあります。胡座(あぐら)の状態から、足首をそれぞれ反対側の太ももの上に乗せます。つらい場合は、最初は片方の足からでも構いません。重要なのは、骨盤から頭頂部までが一直線になるようにピンと背筋を伸ばすことです。足を無理に上げて、背骨が曲がるようでしたら、片足だけ上げる半蓮華座で構いません。
ヨガでは第1チャクラであるムーラダーラ(肛門付近)から第7チャクラであるサハスラーラ(頭頂部)までエネルギーが溢れることで解放されていきます。クランチャクラまで到達するとクンダリニー覚醒といい、多幸感を味わうことができ、能力が開花します。
蓮華座を行うことでチャクラが上昇しやすくなります。第1チャクラから第2チャクラに上がっていく際に、下半身が引き締まることによって外に漏れ出すことなく上に向かいやすくなります。また、肛門から頭頂部までが一直線になることによってロスなくエネルギーの上昇が起こっていきます。
ヨガや瞑想の際にはぜひ蓮華座を試してください。関節が固いとつらいですが、だんだんと慣れてきます。