寝る前のスマホがあなたの体を蝕む3つの理由
今、このコラムをどんな状況でお読みでしょうか。もし、夜寝る前にスマホで読んでいるよという方は、すぐに閉じてください。今日スマホを見ながら寝たとしても、明日の体調がすぐに悪くなるということはありませんが、長期的には確実にあなたの心と体を蝕んでいきます。
寝る前のスマホがだめな3つの理由
①ブルーライトで覚醒する
ブルーライトという言葉はよく聞きますが、なぜブルーライトがだめなんでしょうか。光は波だということはご存知だと思います。光には波の周期(波長)があります。波長の長い光は赤く、短くなるにつれて、オレンジ、黄色、緑、青、紫と変わっていきます。人間の目に見える波長は赤から紫までで、赤より長い波長は赤外線、紫より短い波長は紫外線といって、目には見えません。ブルーライトは青い光で短い波長です。波長が短いほど光のエネルギーは強くなります。
人間は、太陽の光を浴びて生活し、進化してきました。太陽の光が強くなると昼だと認識し活動的になります。暗くなると、メラトニンというホルモンが分泌され、体温を下げ、体を休める準備をしていきます。夜寝る前に、強い光を浴びてしまうと、体は休まる準備ができていません。
②SNSやYouTube、ゲームの刺激が悪影響
スマホのコンテンツにも問題があります。寝る前にスマホを使う際に使うアプリはSNS、YouTube、ゲームなどではないでしょうか。そのすべてが、あなたの脳に、特に寝る前においては悪影響を生み出します。
SNSを見ていると、あの人はこんなご馳走を食べている、こんなブランドものを買っているということが目につきます。そして自分と比べることで不安になってしまいます。
YouTubeは動画の再生回数を伸ばすために、刺激をあたえるように設計されています。次が見たくなるような仕掛けがほどこされ、長時間だらだらと見続けてしまいます。
スマホのゲームには、ゲームに勝った負けた、アイテムをゲットしたなど、ドーパミンを分泌される要素が満載です。
③スマホが鳴ると目が覚める
マナーモードにしていてもバイブが鳴ったり、通知の光などで、目が覚めます。起きなかったとしても、これらの刺激があると、睡眠が浅くなってしまいます。
自律神経が乱れると
スマホを寝る前に見てしまうと、上記の理由から副交感神経が働かなくなり、体が休まりません。そして、心や体にさまざまな病気をもたらしてしまいます。自立神経が乱れるとどうなるのかについては、下記コラムをご覧ください。
ぐっすり眠るために
・就寝2時間前からはスマホは見ない
・就寝2時間前から電気は暗くする
・就寝前にストレッチや瞑想を行う
・就寝時はスマホの電源はOFF アラームは目覚まし時計を使おう
最後までお読みいただきありがとうございました。タントラセラピー(タントリックヒーリング)では、呼吸法を通じて、副交感神経を優位に働かせることができます。ご興味ある方は、お問い合わせください。