女性のうつは男性の2倍 女性の方がストレスに弱いのか?
女性のうつ病は男性の2倍
精神疾患はここ20年くらいで1.5倍以上に増えています。まだ統計データはありませんが、コロナ禍においてはもっと急速に増えている可能性があります。精神疾患の症状としては、うつ病と診断されるケースが一番多いのですが、うつ病の診断は男性よりも女性が2倍もいるというデータとなっております。
このデータから女性の方がストレスに弱いと考えていたのですが、どうやらそうではないのかもと考えを改めました。
女性の方がストレスがかかりやすい環境
女性も結婚してからも働く、子供が生まれてからも働くというケースが多くなってきました。日本では家事や育児の多くを女性が担っています。しかし、女性が働いたからといって家事や育児の負担が減るわけではありません。
このように、たくさんのタスクを行わなければいけないので、男性よりもストレスのかかりやすい環境にあるということができます。
女性の方がストレスを感じやすい
これは女性の方が弱いというわけではなく、感覚が鋭いということです。同じストレスがかかっても、そのストレスを女性の方がより感じることができるということです。ストレスを感じない分、男性の方がいいのかと思われますが、実はそうではありません。
火災報知器だとすれば、少しの煙でも家事かもしれないと気づくのが女性、家事になって燃えるまで気づかないのが男性ということです。ストレスなど感じない鋼のメンタルを持っていると思われている人は実は、センサーがすごく鈍感なだけかもしれないのです。そういう人は、火事が燃え広がるまで火事であることに気づきません。
自殺者のデータを見ると、男性が女性の2倍を超えています。うつ病の患者数が女性の方が多いのは、女性の方がより早いタイミングで病院に行っているからという風にも考えられます。
女性は、月経周期などによるホルモンの影響を日々感じていますので、よりストレスによる心や体の変化に敏感なのだと考えます。
ストレスを溜めている人の症状
以下のような症状がある場合は、要注意です。
・やる気が出ない
・朝起きたくない
・寝付きが悪い
・いきなり涙が出てきた
・食欲がない
・動悸がする
・手に汗をかく
・飲酒や喫煙の量が増える
ストレスに対処する方法
①相談する
上記の症状がある場合は、相談できる人に相談してください。精神科に相談いただいてもいいですし、私にもご連絡いただければ30分無料オンライン相談を行っております。相談は下記より。
②腹式呼吸
ストレスがかかっていると呼吸が浅くなっています。夜寝る前に、腹式呼吸を行うことで毎日のストレスを軽減することができます。腹式呼吸の効果については、下記コラムもご覧ください。
③瞑想
瞑想をして、心を整えることは、溜めたストレスを軽減するとともに、日々のストレスがたまらないような心を作ることができます。瞑想については下記コラムもご覧ください。
④タントラセラピー(タントリックヒーリング)
私、天蔵は日々のストレスの蓄積を解放させるために、タントラセラピー(タントリックヒーリング)という施術を行っています。