引き寄せの法則が科学的に解明される「量子力学」
引き寄せの法則って怪しくない?
お金も、恋も、イメージするだけですべてが思い通りになるという「引き寄せの法則」、怪しい、うさんくさいと思っている人も多いかと思います。怪しいと思っている人は強くイメージすることができないので、引き寄せることができません。
怪しいと思っている人は、科学を信じている方だと思います。しかし、科学は万能ではありません。科学では解明できていないけれど、確かに存在する、といったことは山ほどあります。そして、長い時間の研究でだんだんと解明されていきます。その最先端が「量子力学」という分野です。
物質は何でできているのか?
あたりを見渡していただき、そこにある机、ペン、ベッド、そして私たちの体など、それぞれが何でできているのか考えたことがあるでしょうか。木でできている、プラスチックでできている、など、その素材にたどり着きます。そして、それぞれの素材をものすごく細かくして顕微鏡で見ると「分子」という粒でできているということがわかります。「分子」のサイズ」は0.0000001ミリ〜0.00001ミリくらい。ものすごく小さいものです。そして、その分子をもっと細かく見ると「原子」からでていることがわかります。
「原子」は酸素、水素、炭素、窒素、カリウム、リン、などがあり、それぞれがいろいろな数で組み合わさることによって分子ができています。高校の化学で習う分野です。そしてさらに原子を分解すると、「原子」の中には「原子核」があり、その周りを「電子」が回っているということもわかってきました。原子を東京ドームくらいの大きさだとすると、「原子核」はビー玉くらいの大きさです。その周りをさらに小さい「電子」が自由に動き回っています。すごいスピードで移動したり、たまに消えたり。
さらにここより細かい世界が「量子力学」の世界です。「原子」の中にある「原子核」は「陽子」と「中性子」という粒子の組み合わせでできています。さらに「陽子」や「中性子」の中には「アップクォーク」と「ダウンクォーク」という粒子が飛んでいます。この「アップクォーク」「ダウンクォーク」そして原子核の周りを飛んでいる「電子」が、「素粒子」として定義されています。「素粒子」はこれ以上細かくすることできないものだと考えられています。
素粒子は17種類あり、「ニュートリノ」も素粒子の1つです。2002年に小柴昌俊さん、2015年に梶田隆章さんが「カミオカンデ」という設備を使い「ニュートリノ」を観測したことなどが評価され、ノーベル物理学賞を受賞しています。
素粒子の1つに「フォトン」というものがあります。「フォトン」は光の素であり、これが「引き寄せの法則」に影響していると考えられます。
素粒子の非常識な性質
素粒子が発見されて、その性質を研究していくと、私たちの従来の常識である物理法則が全く通用しない非常識な性質があることがわかってきました。そのため、私たちが今の常識であるもの「古典物理学」や「ニュートン力学」とはわけて考えなければいけません。その新しい法則が「量子力学」です。
まず、素粒子は消えたり、現れたりします。また別の場所に突如現れたり、同時に別の場所に現れることもあります。
また、素粒子の一つである「電子」を研究していくと「粒」でもあり「波」でもあるということがわかりました。実験では、電子を飛ばす電子銃というものを使って、電子を放出しました。そうすると、飛ばした先に電子が観測されたので、電子は粒であることがわかりました。また、別の実験では2本の細いスリットの入った壁に電子を放出しました。電子が粒であれば、スリットの延長線上に電子が観測されるはずですが、別の場所でも観測がされました。これにより、電子は波となって電子を通り抜けたということがわかりました。電子は粒にも波にも変化します。
2006年に行われた実験ではとんでもないことがわかりました。先ほどのスリットの実験を行う際に、観測者が目を閉じて観測結果を見ていると電子は波として観測がされました。しかし、合図とともに目をあけると、電子は波から粒へと変化しました。
意識も素粒子である
上記の実験では観測者が見ようとしているのかどうかによって素粒子は変化しました。このことからも「意識」は「素粒子」なのではないかということが考えられます。理論物理学者であるアルバート・ポップさんは「意識や感情」は素粒子のひとつ「フォトン」であると予測しています。私たちの体からは「バイオフォトン」という素粒子が放出されており、それが私たちの意識の正体です。
そして、意識が波である性質や、素粒子の時空を超えるという性質を考慮すると、意識が伝わることも成り立ちますし、テレパシーなども説明がつきます。
「引き寄せの法則」はチャンネルを合わせること
悪いこと考えている人には悪いことが起こり、よいことを考えている人にはよいことが起こります。これは、意識や感情が波であることを考えるとわかります。私たちの目には見えていませんが、テレビを見れたり、携帯電話で話ができるのは、それぞれの周波数の波を受信しているからです。NHKは何Hz、日本テレビは何Hz、ソフトバンクは何Hzと決まっており、受信ができるわけです。
そして、意識や感情も波でありますので周波数があります。「感謝」の波に周波数があっている人は世界中のあらゆる「感謝」を受け取りますし、「怒り」の波に周波数を合わせていると「怒り」ばかりを集めていきます。
つまり、チャンネルを合わせることで受け取りたいものを受け取ることができるわけです。
日々の訓練
周波数を合わせるためには、人の脳波が重要であると考えています。私、天蔵が瞑想やタントラセラピー(タントリックヒーリング・子宮ヒーリング)で行っていることは、呼吸によって脳波をコントロールするということです。まだまだ研究途中ではありますが、ヨガや密教などで解かれていることと、量子力学などの最新の理論を融合させることで、人や宇宙の神秘を解き明かすことができるのではないかと考えています。
タントラセラピー(タントリックヒーリング)はヨガ哲学や密教、脳科学、そして量子力学の研究を組み合わせて開発したセラピーです。ご興味のある方は、下記よりご連絡ください。