女性用 ひとりで脳イキする 7ステップ
脳イキに興味があるけど、そもそも脳イキって何
「脳イキ」という言葉を聞いたことがあるけれど、脳イキを実際に経験したことがあると自身を持って言える方は少ないはずです。あれって脳イキだったのかなと半信半疑な方、それは脳イキではありません。脳イキは一度経験すると、これまでのオーガズムとはまったく別物であったということに気づきます。
普段のセックスとは違い、たいていはマルチオーガズム(連続イキ)、イキっぱなしの状態になります。しかし、脳イキに達するためにはある程度の知識と、トレーニングも必要となってきます。
私、天蔵の感覚ですが、実際に脳イキを体験したことのある女性は5%くらいだと思いますが、これを読んで実践していただければ、みなさん可能です。ぜひ、魅惑の脳イキの世界へ一歩踏み出しましょう。
女性のオーガズムは4種類
女性のオーガズムは中イキと外イキと言われることが多いですが、天蔵の分類では4種類あります。外イキ(クリトリスイキ)、中イキ(Gスポットイキ)、奥イキ(ポルチオイキ)、脳イキ。
大きな違いは、外イキと中イキは主に分泌されるホルモンがドーパミンであり、奥イキと脳イキはオキシとインであるということです。ドーパミンは一気にくる快楽ですが短い時間で終了します。また、刺激になれやすいので、もっともっとと強い刺激を求めてしまいます。一方でオキシトシンは長く続く多幸感が味わえます。10分から長いと30分くらい続く人もいます。
脳イキのメカニズム
いよいよ脳イキの解説です。ポルチオでのオーガズムはオキシトシンの分泌であるとご説明しましたが、オキシトシンはポルチオの刺激だけで分泌されるものではありません。ハグをしたり、楽しく食事をしている時も、お母さんが赤ちゃんに母乳をあげている時もオキシトシンは分泌されます。オキシトシンは別名、愛情ホルモンとも呼ばれています。
つまり、オキシトシンの分泌には物理的な性感帯の刺激は必要ありません。脳イキができるようになると、想像を働かせるだけでオーガズムに達することができます。
脳イキの実践ステップ
1 心理的抵抗をなくす
オナニーやセックスでイクことができない理由は、イクことに対する精神的なブロックがあるからです。女性がオナニーをするのは、はしたないことではないのか、エッチな声を出してしまったら恥ずかしい、こんな刷り込みがあなたのオーガズムを妨げてしまっています。まずは、オナニーをする自分を認めてあげましょう。気持ちよくなることは素晴らしいことです。
2 環境を整える
自分が快適でリラックスできる環境が重要です。鍵のかかる個室で、大きな声を出しても安心できる環境を作りましょう。部屋の温度や湿度なども重要です。少し暖かいなと思える快適な温度を維持します。
3 まずはクリトリスでイク感覚を覚える
イッたことがなくても脳イキを体感することはできますが、一人ではかなり難易度が高くなります。ですから、まずは通常のオナニーでイクという感覚を体感します。AVを見ながらでもいいですし、自分の好きなエッチなシチュエーションを思い浮かべながら、乳首やクリトリスを自分で愛撫していきます。
4 目を閉じて(目隠しをして) 瞑想
アイマスクなどがあれば目隠しをする方がより集中できますし、エロい妄想にもなりますのでおすすめです。目隠しをした状態で仰向けになります。そして、腹式呼吸で瞑想を開始します。呼吸をゆっくり、吸う時間よりも吐く時間を長くします。3秒で吸って、いったん止めてから、7秒で吐くくらいの感じです。
5 イッた時の感覚を思い出す
ここからは妄想の世界です。先ほどイッた時の感覚を思い出してください。オナニーではありませんので、乳首やクリトリスを触ってはいけません。子宮に手をあてるのは構いません。心地よければ声を出していってください。
6 膣を締め付ける
膣を収縮させることで、気持ちよくなってきます。膣を締め付けるのは、骨盤底筋という筋肉の収縮ですが、わからない場合はバイブをいれた状態で締め付ける練習をしておくといいでしょう。
7 快楽に身を任せる
興奮が高まってくると、初めは意識的に動かしていた骨盤底筋が勝手に動くようになってきます。そうすれば、あとは快楽に身を任せ、声を出しましょう。骨盤底筋や腹筋の痙攣が始まれば、もうとまりません。連続してイキ続けることができるので、気の済むまでお楽しみください。
㊙︎脳イキASMR
YouTubeなどに脳イキができるASMRがあります。が、いきなり聞くと、動悸がとまらなくなったなどの事例もあるので、慎重にご利用ください。
タントラセラピー(タントリックヒーリング)で脳イキ
今回は一人で脳イキする方法をお伝えしましたが、天蔵のタントラセラピー(タントリックヒーリング)では脳イキのサポートも行っております。着衣のまま子宮に手をあてて、呼吸で誘導することで、オキシトシン型のオーガズムを体感いただくことができます。一度、感覚がわかってしまえば、その後はお一人でもやりやすくなります。