シャーマンってやらせですか?

シャーマンは本当にいるの?

 日本では沖縄のユタ、青森のイタコなどが有名ですが、世界中にシャーマンの文化は存在しています。トランス状態に入って霊と交信する、もしくは霊が憑依し、死者と話をしたり、未来予知を行なったりします。科学が発達した現代では信じられることが少なくなってきましたが、現代人は科学を万能なものだと思いすぎているのではないかと考えます。もしくは、科学はまだまだ発展途上で、シャーマニズムについてもいずれ解明される日がくるのだと思います。実はこのような研究はすでに行われていて、量子化学という分野になります。

すべてを解き明かすかもしれない「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」

 量子化学においては物質も意識もすべて波動であるとしています。そして近年注目を集めているのが「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」という理論です。宇宙にゼロ・ポイント・フィールドと呼ばれる場があり、そこにはすべての出来事が波動情報として記録されています。水面に石が投げ込まれるとそれが波となって伝わっていき、やがて減退して波は寝ります。しかし、ゼロ・ポイント・フィールドにおいては波の減衰がありません。ですから、これまでのすべてのものが波動情報として残っています。

 そしてトランス状態に入ることによって、ゼロ・ポイント・フィールドからの情報を取り出しているというのがシャーマンだと考えられます。無意識の世界のさらに奥には心理学者のユングがいう「集合的無意識」というものがあります。離れていても、そしてさらには時空を超えてもつながることできます。

未来余地も可能?

 以上で死者の霊や、以心伝心・テレパシーのようなものは説明ができますが、未来予知についてはさらに説明が必要です。過去に起こった事象が記憶されていても、未来の情報はないのにどうやってつながるのかという疑問が残ります。しかし、これも水面と石で説明が可能です。現在の波がわかれば、未来の波もわかります。ゼロ・ポイント・フィールドには過去から現在までのあらゆる情報がありますので、そこから起こる未来は予測ができるということです。

 これから、ますますいろいろなことが解明されていくのでしょうが、現代人は頭で理解するということになれてきたため、感じるといった能力が弱まっているのではないかと思います。昔は多くの人が、時空を超えたつながりを感じることができていたのではないかと考えます。

覚醒状態ですべてがうまくいく

 タントラセラピー(タントリックヒーリング)において、オーガズムを感じている状態、クンダリニー覚醒の状態は、時空を超えた集合的無意識と繋がっている状態と考えることができます。オーガズムに注目が集まることが多いですが、覚醒した状態であれば日常生活やビジネスの世界でも活躍することが可能だと考えます。

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