50代同窓会で会った元彼と でも痛くてできなかった

 同窓会で久しぶりに再開した友人、または元彼といい雰囲気になった。でも、旦那さんとは10年以上セックスレスで他の人ともしていない、いざ挿入しようと思うと濡れないし、痛くて入らなかった。こんなケースは実はあります。

 いわゆる「セカンドバージン」に関する悩みです。さらに閉経し、更年期に入れば悩みは深刻になってきます。旦那さん以外のセックスがいいか悪いかはいったん横において、お互いにセックスしたいと思った時に、いつでもできるように整えておきたいですね。

1 エストラジオールでのマッサージ

 女性ホルモンであるエストロゲンの一種、エストラジールを配合したオイルやクリームなどが市販されています。3000円〜15000円くらいまでいろいろあります。あまり高価なものではなくていいので、自分に合うものを試してください。

 お風呂上がりに外陰部、膣の内側にゆっくりと塗りながらマッサージをするといいでしょう。余裕があれば太ももや子宮までマッサージしてください。すぐに効果があるわけではありませんので、続けてください。

2 定期的にオナニーをする

 他の人のことを聞くことはあまりないかもしれませんが、6割くらいの女性が週に1回程度のオナニーをしています。最近ではセルフプレジャーという呼び方もあるようです。定位的にオナニーを行うことで女性ホルモンも出やすくなりますし、膣の乾燥にも効果があるという研究もあります。

3 オイルやローションをたっぷり使う

 昔は濡れていたのに、と自信をなくす必要はありません。たっぷりとオイルやローションを使えば、濡れにくさによる痛みは軽減されます。個人的にはローションが乾いていくと摩擦が高まりますの、オイルがいいかと思います。オイルですべりをよくして、挿入していると、その刺激で濡れてくるということはよくあります。

4 挿入しなくても大丈夫と思う

 濡れてこないと、パートナーも焦ってしまって、クリトリスの刺激ばかり強く行ってしまう。しかし、強すぎる前戯や、クリトリスだけの刺激では、実は女性の心のスイッチは入りません。男性も同じくらいの年代ということが多いでしょうから、男性側も焦ってしまうと、勃たなくなったりということもあります。

 お互いに久しぶりだから、挿入できなくても、射精できなくても、心がときめいて、どきどきすればオッケーと思っておくのがいいです。今日じゃなくても、ゆっくりと楽しんでいきましょう。

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