奇跡の脳波とシューマン周波数
人間の脳波は5種類
人間の脳は外部からの刺激に対して神経細胞同士が微弱な電気信号を流しています。この電気信号の伝達に伴い、脳波が発生します。大脳皮質からは微弱な電気信号が常に出されており、精神状態によって変化することがわかりました。
脳波の周波数の違いによって主に5つに分けられます。周波数がどこからどこまでというのは正確に決まっているわけではないので、あくまで一例としてご覧ください。
・アルファ波 8〜12Hz リラックスした状態
・ベータ波 12〜30Hz 脳が活発に動いている状態・集中状態
・シータ波 4〜8Hz 浅い眠り、REM睡眠
・デルタ波 〜4Hz 深い眠り
・ガンマ波 30〜Hz 興奮状態
日常生活で起きている時は、ベータ波が出ていることが多いです。緊張状態になると20Hz以上になります。アルファ波はリラックスした状態ですが、スポーツ選手がゾーンに入った状態ではアルファ波が出ていることがわかっています。ボールが止まって見えたというような状態です。
眠っている時にはデルタ波とシータ波が90分周期ほどで繰り返しています。シータ波の浅い眠りはREM(レム)睡眠とも呼ばれます。ラピッド・アイ・ムーブメント、目が素早く動くということを表しています。自分では見れませんが、誰かが寝ている時のまぶたをのぞいて見ると、ピクピク動いている時があります。
シータ波に鍵がある
シータ波は浅い眠りであると紹介しましたが、実は起きていてもシータ波が出ることがあります。それは瞑想中などです。瞑想している時に、他のことを考えていたり、足が痛いなと思ったりしている時はアルファ波かベータ波の状態です。しかし、お坊さんや瞑想の熟練者の瞑想中にはシータ波が出ています。この状態は大変リラックスした状態であり、ヨガ的にはクンダリニー覚醒が起こる状態、仏教的には解脱が起こる状態です。
タントラセラピーの施術中にも、脳波をシータ波に誘導していくことを行っています。最初は脳波がゆっくりとなるように呼吸などで誘導していきますが、眠ってしまってはいけませんので、眠るか眠らないかの半覚醒状態を保っています。
医学的にも、シータ波の脳波の状態ではオキシトシンの分泌が多くなることがわかっています。
地球にも周波数がある
いったん、脳波の話を横において、地球の周波数について解説します。地球の大気の上層部に電離層というものがあります。太陽からの紫外線やX線などによって大気中の分子や原子から電子が分離しプラズマ状態になる領域ですが、難しいので詳しい説明は割愛します。
この電離層において、共振が起こっていると考え、研究したのがドイツの物理学者ヴィンフリート・シューマンです。電離層ではさまざまな波長の波が発生しますが、多くの波が打ち消し合います。しかし、地球を一周して回ってきた波と今の波長が重なれば打ち消されずに増幅することとなります。
地球が1周4万キロメートル、電磁波(光)の速度が1秒間に30万キロメートルから計算すると、電磁波は1秒間に7.5周します。そこから計算しているそうなのですが、天蔵には計算は理解できませんが、シューマンさんが7.83Hzであることを突き止めました。その他にも14.1、20.3、26.4・・・と存在しますが、7.83Hzが一番強い波となります。
シューマン周波数と脳波
瞑想状態の周波数であったり、癒しの脳波であるシータ波と地球の周波数であるシューマン周波数が同じなのは偶然ではありません。地球が生まれてから、常にこの周波数の中で生命が育まれてきました。そして私たちも地球とともにあるということです。
シータ波を体験したい方は、ぜひタントラセラピー(タントリックヒーリング)をご体験ください。タントラセラピーについて、詳しくはこちらから。