女性の性欲は３０代から上昇し始める？
tenzo2022
女性の性欲は３０代から上昇し始める？
昔は女性が性について語ることがタブーとされてきましたし、女性がセックスをしたいとか、オナニーをしているということを人前で語ることはありませんでした。しかし、最近では性についてオープンに語る女性も多くなりましたし、フェムテック産業も盛り上がりを見せています。
そんな中で、特に３０代から４０代にかけて女性が性についてオープンになっているように思います。これは、医学的にも説明がつきます。
男性の性欲と女性の性欲
男性は高校生、大学生くらいの頃に性欲が溢れてきます。私も若い頃はセックスのことしか考えていませんでした。そしてその性欲は２０代になると減退していきます。男性の性欲は男性ホルモンであるテストステロンの影響を大きく受けます。テストステロンは環境によっても変化をしますが、ストレスのある状況だと減少し、筋トレを行うと増えることがわかっています。
女性の性欲は女性ホルモンであるエストロゲンに影響を受けます。８、９歳ごろから上昇し始め女性らしい体を作っていきます。２０代〜４０代くらいにピークに達し、そこから減少していき閉経を迎えます。
なぜ女性の性欲は３０代から上がり始めるのか
女性の性欲が３０代から４０代に上昇し始めると冒頭でも述べていますが、これには精神的な面とホルモンの面の２つがあります。
まず、女性は自分が性欲を感じるということを恥ずかしいと考えている傾向があります。しかし、歳を重ね、経験を積むことによって自分の性欲についても恥ずかしくなくなってきます。また、セックスやオナニーでオーガズムの経験をすることによって、もっと気持ちよくなりたいという気持ちが高まってきます。
女性ホルモンであるエストロゲンは、男性のテストステロンと比べると高原状態が長く、２０歳から４０歳くらいまで続きます。ホルモンで性欲が高い状態で、精神的なブロックが緩和されてくることによって、性に対して貪欲になってきます。
３０代４０代では男性の性欲が衰えているのに、女性は高いままであるため、女性の性欲が高まったと考えられます。
５０代でも性欲旺盛な女性
女性ホルモンであるエストロゲンが減少して、閉経を迎えても性欲が旺盛な女性も多くいます。これは、エストロゲンの影響ではなく、男性ホルモンであるテストステロンが影響しています。女性にも男性ホルモンがあるのかと疑問に思われるかもしれませんが、男性の５〜１０％くらいのテストステロンが女性にも分泌されています。ホルモンのバランスが代わり、テストステロンによる性欲を強く感じると、５０代でも性欲が旺盛になります。私の経験でも、５０代の女性のセックスは男性的に快楽を追求しているようなイメージがあります。
タントラセラピー 天蔵 
